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2022/08/20 片野 歩
例年通り8月20日に、サンマの棒受け網漁の大型船の出漁が始まった。しかし漁獲量は減り続けており、魚価は大幅にアップしている。世界的な資源争奪戦も繰り広げられており、残念ながら大衆魚のサンマが大衆魚ではなくなりつつある。
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2022/07/21 片野 歩
水産物の水揚げが減少した理由としてよく挙がるのが、海水温の上昇です。確かに海水温の上昇は、エサになる動物性プランクトンの減少など資源状態に影響を与えます。環境要因が自然に与える影響は否定できません。ところで……です。
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2022/07/11 片野 歩
日本では人工的に孵化させた稚魚を放流して、水産資源を増やそうという種苗放流が全国で約70種も行われています。ところが、世界に目を向けてみると、どうやら効果が薄いことがわかりました。「間違っている前提に基づく正しい答え」と言えるでしょう。
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2022/06/24 片野 歩
魚が減ったのなら養殖すればよいのでは? と考える人は少なくないでしょう。実際に養殖物なしに世界全体の水産物の供給を賄うのは困難な状況となっている。ただ、養殖物といっても、天然物の資源量と密接に関わることを忘れてはならない。
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2022/05/29 片野 歩
2021年の水産物の漁獲量(天然と養殖の合計)が417万トンと、比較可能な1956年以降で、過去最低を更新しました。国内での水揚げ量不足を補填してきた輸入水産物の減少は続いていますが、ここにきてさらに円安という新たな問題が発生しています。
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2022/05/09 片野 歩
燃料高騰が、さまざまな交通機関、そして漁船にも影響を及ぼしています。ロシアのウクライナ侵攻により、さらに上昇することが懸念されています。漁業と燃料の関係と、その対策方法について、海外との比較を通じて気付いていただければと思います。
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2022/04/23 片野 歩
青森県大間での水揚げ量の誤魔化しによるクロマグロの「横流し」、熊本県での長年にわたるアサリの産地偽装、暴力団の資金源と見られているナマコの密漁逮捕が報道されました。違法な水産物は次々出てくる始末です。
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2022/03/28 片野 歩
2014年のロシアによるクリミア併合以降、水産業の改革がロシアで一気に進んでいる。その結果として、日本のEEZ内で大型のロシア漁船が操業している。翻ってわが国はどうするべきか考えてみたい。
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2022/03/06 片野 歩
脂がのったサバといったら、スーパーに並ぶ塩サバや、弁当などでお馴染みのノルウェーサバではないでしょうか? ノルウェーサバが日本市場を席巻している背景を通じて、日本の魚が消えて行く理由に気づいていただきたいと思います。
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魚も漁師も消えゆく日本 復活の方法はこれしかない
2022/03/03 片野 歩「海水温の変化」「外国船の乱獲」「鯨の食害」……魚が減った理由として挙げられるキーワード。もちろん、影響がないわけではない。しかし本当の理由を知るためには、「日本の撮り過ぎ」から目を背けることはできない。
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魚も漁師も消えゆく日本 復活の方法はこれしかない
2022/03/02 片野 歩日本の漁業は〝崖っぷち〟に差し掛かっている。水揚げ量は減少する一方だ。水産国家として再興するには、漁業を持続可能に転換させる他にない。
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2022/02/17 片野 歩
2020年に改正漁業法が施行されたものの、資源評価やTAC(漁獲可能量)の設定、漁船や漁業者に漁獲枠を配分する個別割当制度(IQ他)を始め、科学的根拠に基づく世界的に見て遜色がない水産資源管理は、まだこれからという段階です。
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『あんなに大きかったホッケがなぜこんなに小さくなったのか』から考える水産業の未来
2015/02/06 片野 歩居酒屋などの定番メニューのひとつ、ホッケ。一昔前と比べて、随分小さくなってしまったようで…
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その差は開くばかり
2015/01/05 片野 歩儲からない日本の漁業。一方世界に目を向けると、ノルウェーは2060年までに現在の10倍の輸出金額を目指すという。その違いは一体…
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クロマグロの資源管理からも分かる世界と日本の差
2014/11/04 片野 歩魚の水揚げの増加とともに発展し、水揚げの減少とともに衰退してきた多くの地方都市。「持続可能」な漁業の実現のためには…
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マサバの個別割当制度(IQ・ITQ)を成功させるために
2014/06/27 片野 歩IQ・ITQによる管理か、漁業者による自主管理か―。先進国の成功事例を「正しく」理解すれば、自ずと正解は見えてくる。
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